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風の向くまま気の向くまま


by kimagurekamome
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秋夕(チュソク)

韓国では、旧暦の8月15日を추석(秋夕:チュソク)といいます。
ちょうど仲秋の名月の日。
親戚一同が集まり、先祖の法要をしたり、お墓参りにいったりするんだそうです。
日本のお盆と似たような感じです。

韓国は秋夕の日をはさんで、3日間が秋夕休暇で連休になります。
今年は10月6日が秋夕でした。
この時期は日本のお盆の時期と同じ(笑)
地方に向かう電車や高速道路、飛行機などが混雑する反面、都心部はガラガラになるのです。
8月15日前後の東京都心部と似た風景が広がっていました。
秋夕(チュソク)_f0091590_2362479.jpg

普段は人と車であふれかえっている、ソウル中心部がこんなにすっきり(笑)
店も会社もみんなお休みです。
だから、困ったのは食事…。
普通の食堂はどこもかしこもお休みでした。
でも(日本人)観光客を相手にした店は年中無休で営業中。
仕方ない、背に腹はかえられない、ってことで、いつもだったら絶対に入らないような、観光客相手の店(しかもご丁寧にガイドブックで紹介されてる…)でご飯を食べるはめにおちいってしまいました…。
秋夕(チュソク)_f0091590_237081.jpg

ソウルの空に輝く、仲秋の名月です。
東京で見る月と同じもののはずなのですが、ソウルで見た月のほうがひときわ美しく輝いていたような気がしました…。
秋夕(チュソク)_f0091590_2341110.jpg




ちなみにこの月は残念ながら十四夜の月です(笑)
今回の旅の最終日は10月6日の予定でした。
だから、仲秋の名月を見ながらの夜間飛行(帰りの飛行機は夕方発の便)で帰国するはず…だったのです。

しかし、ご存知のとおり、6日は台風が関東地方を直撃して、その余波で成田空港が使えなくなってしまった日です。
てなわけで(?)6日夕方発の飛行機は出発が11時間繰り下げになってしまったのです(笑)
つまり…その日のうちに日本に帰れなくなってしまったのです。

実はきまぐれかもめは、いっつも帰る日のリムジンバスの中で「帰りたくない~帰りたくない~」って念じているのです(笑)
ついでに、飛行機の搭乗時間が遅れると「いっそのことこのまま飛行機が飛ばなきゃいいのに…」何て不埒な考えをおこしてたりして…(爆)
なので、ついに念願かなって(?)飛行機が飛ばず、日本に帰れなくなってしまいました。
今日飛行機が飛ばなくって帰れなくなったの~、なんてうちに連絡したのですが…その声がみょーにうきうきしてたそーです(笑)

同じ飛行機に乗る予定だった乗客はたくさんいましたが、飛行機が飛ばなくなって帰れなくなったのに、思わず「やった~♪」って思ったのはおそらくきまぐれかもめ1人だけでしょーね(笑)

月夜の夜間飛行で、空の上から眺める予定だった仲秋の名月を、ソウルの地上から眺めました(笑)
by kimagurekamome | 2006-10-21 00:15 | 旅行記(韓国)