映画『あなたを忘れない』に思うこと
2007年 01月 28日
日韓合作映画『あなたを忘れない』という作品が公開されました。
今から6年前の01年1月26日、東京の新大久保駅で線路に転落した人を助けようとして命を落とした、韓国人留学生・李秀賢(イ・スヒョン)さんをモデルにした映画です。
「実話を基にしたフィクション」ということで、事実とは異なる脚色が加えられているそうですが、大部分のエピソードは実話に基づいているそうです。
異国の地で、見知らぬ人を助けるために命を落とした、勇気ある韓国人青年の短い生涯をつづった「感動の作品」ということなのですが…。
新大久保駅で転落した人を助けようとして亡くなったのは李さんだけではありません。
日本人のカメラマン・関根史郎さんも一緒に犠牲になりました。
でも、新大久保の事故を語る際、ほとんど関根さんは出てきません。
関根さんのご遺族の「そっとしておいてほしい」というご意向をうけて、あまりとりあげないようにしているのかもしれませんが…。
だからといって「勇気ある韓国人留学生だけが線路に転落した人を助けた」という「物語」をあたかも事実のように描いた映画を作るのはどうかと思います。
別にきまぐれかもめは、関根さんと面識があったとか、知り合いだったとか言うわけではありません。
単に愛読しているペット雑誌「アニファ」の専属カメラマンだった、ただそれだけです。
ペット雑誌ですから、もちろんモデルは鳥や動物たちです。
カメラを構える関根さんの、優しい人柄を感じ取ったのでしょうか、どの写真を見てもモデルの子達は穏やかな、のびのびとした良い表情を浮かべています。
かなり入手困難、とは思いますが、アニファの01年4月号以前のバックナンバーを手に入れれば、関根さんの写真を見ることができます。
改めて見直してみましたが、本当にいい写真がいっぱいです。
そして、事故が起きた日は、奇しくもこの雑誌の発売日でした…。
そんな関根さんのことも忘れないで欲しいのです。
「あなたを忘れない」ではなくって「あなた達を忘れない」なのです。
*この記事は別ブログ「きまぐれかもめの親ばか日記」用に書きました。
関根さんはペット雑誌のカメラマンだったからです。
でも、韓国ブログにも掲載したかったので、全文をそのままコピーしてきました。
いくつも韓国ブログがあるのに、なぜここかというと…。
実はここが一番訪問者数が多いからです(苦笑)
少しでも多くの人に、関根さんのことも忘れないでいてもらいたいのです…。
今から6年前の01年1月26日、東京の新大久保駅で線路に転落した人を助けようとして命を落とした、韓国人留学生・李秀賢(イ・スヒョン)さんをモデルにした映画です。
「実話を基にしたフィクション」ということで、事実とは異なる脚色が加えられているそうですが、大部分のエピソードは実話に基づいているそうです。
異国の地で、見知らぬ人を助けるために命を落とした、勇気ある韓国人青年の短い生涯をつづった「感動の作品」ということなのですが…。
新大久保駅で転落した人を助けようとして亡くなったのは李さんだけではありません。
日本人のカメラマン・関根史郎さんも一緒に犠牲になりました。
でも、新大久保の事故を語る際、ほとんど関根さんは出てきません。
関根さんのご遺族の「そっとしておいてほしい」というご意向をうけて、あまりとりあげないようにしているのかもしれませんが…。
だからといって「勇気ある韓国人留学生だけが線路に転落した人を助けた」という「物語」をあたかも事実のように描いた映画を作るのはどうかと思います。
別にきまぐれかもめは、関根さんと面識があったとか、知り合いだったとか言うわけではありません。
単に愛読しているペット雑誌「アニファ」の専属カメラマンだった、ただそれだけです。
ペット雑誌ですから、もちろんモデルは鳥や動物たちです。
カメラを構える関根さんの、優しい人柄を感じ取ったのでしょうか、どの写真を見てもモデルの子達は穏やかな、のびのびとした良い表情を浮かべています。
かなり入手困難、とは思いますが、アニファの01年4月号以前のバックナンバーを手に入れれば、関根さんの写真を見ることができます。
改めて見直してみましたが、本当にいい写真がいっぱいです。
そして、事故が起きた日は、奇しくもこの雑誌の発売日でした…。
そんな関根さんのことも忘れないで欲しいのです。
「あなたを忘れない」ではなくって「あなた達を忘れない」なのです。
*この記事は別ブログ「きまぐれかもめの親ばか日記」用に書きました。
関根さんはペット雑誌のカメラマンだったからです。
でも、韓国ブログにも掲載したかったので、全文をそのままコピーしてきました。
いくつも韓国ブログがあるのに、なぜここかというと…。
実はここが一番訪問者数が多いからです(苦笑)
少しでも多くの人に、関根さんのことも忘れないでいてもらいたいのです…。
by kimagurekamome
| 2007-01-28 03:11
| 日記&ぼやき